ワイヤークロッシェって、何?
ワイヤーレースジュエリー
ワイヤーレース・ジュエリーというものをご存知でしょうか?
講座は全部で10作品を作るようになっていて、一通りのテクニックを学べるようになっています。
ワイヤークロッシェ
では、ワイヤークロッシェとは何かご存知ですか?
出来上がった作品は、ワイヤーレース・ジュエリーと、ほとんど変わりません。
使用するワイヤーについても、アーティスティックワイヤー、純銀ワイヤー、ヨーロピアンワイヤーなので変わりません。
では、どこが違うのでしょうか?
テクニックの点で少し違います。
ワイヤークロッシェは、「クロッシェ」と銘打っているだけあって、棒針、アフガン針(フェニー針)のテクニックは基本採用されていません。
そして、クロッシェに特化しているため、楽習フォーラムで習うテクニックよりも、より複雑なクロッシェ(かぎ針編み)のテクニックを使います。
まとめてみましょう。
ワイヤーレース・ジュエリーとワイヤークロッシェの違いが少しはわかっていただけたでしょうか?
あとりえ游心での扱い方
あとりえ游心では、両者の違いを承知の上で、フェニー針で編んだものもワイヤークロッシェのカテゴリーの中で扱っていきます。
理由は、ひつじのまーこのワイヤークロッシェとの出会いにあります。
ひつじのまーこがワイヤークロッシェの作品と出会ったのは、OIDFAというLACE EVENTに参加した時でした。
ボビンレースやニードルポイントレースの作品を販売しているブースの中に、ワイヤーをかぎ針で編んだものを作りながら打っているブースがあったのです。それまで、ワイヤーは硬いもので、編むなんて発想のなかったひつじのまーこは衝撃を覚え、是非とも作ってみたいと思いました。が、時間がなくて、材料や作り方などについて尋ねるチャンスを逃してしまいました。
その体験から数年たち、たまたま、楽習フォーラムでフェニー針を使ってワイヤーを編む講座があることを知りました。早速、習ってみようと思ったところ、その講座はすでに終了してしまっていて、代わりにワイヤーレース・ジュエリー講座が誕生していたのです。
習ってみたものの、なんか少し違います。
ワイヤーレース・ジュエリーで作る作品は、透け感が満載で密度が薄く、クロッシェという感じがあまりしません。ひつじのまーこのイメージは、密度が濃い部分と、薄い部分とのコントラストをつけたものだったので・・・。
とりあえず、ワイヤーレース・ジュエリーの講師認定を受けたものの、消化不良な気分でいたとき、こんな本に出合いました。
まさに、これ。OIDFAで衝撃を受けた作品は、まさにこんな感じの作品でした。
だから、あとりえ游心では、ワイヤークロッシェという名称を用います。ひつじのまーこが作りたいのはワイヤークロッシェと称している本にあるような作品だからです。
でも、ワイヤーを編むというテクニックについては、楽習フォーラムで習ったし、様々な可能性を考えると、フェニー針で編むという方法もありだと思うので、ワイヤーレース・ジュエリーの技法について、今後、このカテゴリー内で取り上げることになるかと思います。
読者の皆さんを混乱させてしまって申し訳ないのですが、ご了承ください。