これは、楽習フォーラムさんのワイヤーレース・ジュエリー認定講座:LESSON4で作った作品です。
クロッシェのテクニック的には、難しい部分はありません。鎖編みと細編み、すじ編みが出来ればあっという間に(?)仕上がります。
その上、ワイヤーなので、編み上がった後にビーズの位置や向きを多少いじることも出来、思うような形にすることまでできてしまうので、とても楽しかったです。
そう、編むという作業までは・・・・・、
この作品は、ワイヤークロッシェの大変さを初めて知った作品でした。
どういうことかというと、本体部分が出来上がって、カボションを包み込んだ後、かぎ針編みでは絶対に出てこない作業があったのです。
写真を見ていただくと気づくと思うのですが、カボションが、スエード調のリボンとつながっている部分に渦巻きがあります。それも二つ。
これが、ひつじのまーこには難しかった・・・・
何となく渦巻にはなるのですが、
綺麗にそろわない!
円形にならない!
平らにならない!
しかも、気づきましたか? リングもあり、そこにも渦巻きが4つもあるんです。
このリングは、課題作品ではないので、作らなくてもいいのですが、せっかくセットになるようにキッドが売っているなら、作ってみたくなるものです。
当然のようにチャレンジしてみました。
そして、一番、時間を掛けて渦巻きを作りました。本当、苦労しました。
でも、この渦巻、ワイヤーの端の始末を兼ねています。初心者にはありがちな、端の始末が悪くて、洋服や皮膚を引っかけてしまうなんて心配をしなくて済むのです。だから、是非ともマスターした方がいいテクニックなんです。
これだけ苦労して作ったこれらの作品、アクセサリー特にリングを身に着ける習慣のないひつじのまーこは、ずっと引き出しの奥にしまっておきました。
今ですか? 写真撮影を終えた後、すべて分解して、部品として、やはり引き出しに入っています。