ノットの結び方
4種類あるうちの、最後のノットの結び方を説明します。
日本手芸普及協会のテキストで『ふつう結び(1重結び)』と紹介されている結び方です。
ふつう結び(1重結び)
How to…?
テキスト(『手芸テキスト レースコース 改訂版:日本ヴォーグ社』)には、
ハ(=コーラルノット)と同じですが、進行方向から逆に針を入れ、左まわしに渡した糸の中から救い出します。糸のひき方は前と同じです。
・・・以下略
・・・以下略
とあります。
図で示すと、
こんな感じ。
「糸を、反時計回りにまわして、進行方向から針を刺し込む」感じで結んでいきます。
今までに、3種類も紹介したので、この辺りで完全に混乱していると思います。が、慣れるしかありません。
ひたすら、手を動かして、頭ではなく手で覚えてください。
ちなみにひつじのまーこは、自慢ではないですが、未だに、テキストを見ないと結べません。
他のノットとの違い
ひつじのまーこ自作の絵ではわかりにくいかもしれませんが、結んだノットの形が今まで紹介した3種類のものとは大きく違っています。
これまで紹介したノット3種類は、いずれもハの字というか、つぼみのような形をしていました。(下図参照)
ですが、今回の「ふつう結び(1重結び)」はこのハの字(つぼみ)がピンにかけた糸の向こう側にでき、こちら側からはその後ろ姿しか見ることが出来ません。ここが、他のノットとは大きく違うところです。
この違いが、今後、自分でテネリーフレースのデザインをしようという時にとても大事なポイントになります。
詳しくは、後日改めて説明したいと思いますので、今回は、
ノットの形が違うんだ
と覚えておいてください。
あとがき
やっと、ノットの説明が終わりました。
が、まだ、かがりが2種類、厳密には3種類残っています。
もう一息、おつきあいくださいね。