
チェイン、って何?

紐のような形に作ったもののことだよ。
これの作り方から練習すると、わかりやすいと思うよ。

そうなんだぁ。
じゃあ、早速、作りたいな♥
チェインの作り方(1)
タティングレースの一番の問題は、「最初が最も難しい」ところです。
手に糸を掛けるところも、編み物に慣れた人には難しく感じられますし、何より、結びがうまくできません。
ちょっとしたコツを覚えてしまえば、なんということはないのですが、そのコツを覚えるのが、至難の業で・・・
2色の糸を用意
「ちょっとしたコツ」を覚えるためには、2色の糸でチェインを作ってみるのがいいと、ひつじのまーこは思っているので、まず、
1.2色の糸を用意してください。
慣れないうちは、少し太めのレース糸(18~20番のレース糸)を使うといいでしょう。
2.用意した2色のうち、1色だけ、シャトルに巻いてください。
巻き方がわからない方は前回の記事を参考にしてみてくださいね。
3.この2色の糸を、引き揃えて結びます。
今回は練習なので、糸端の長さは気にしなくて大丈夫なので、端から好きなところで結んでくださいね。
※ 作品を制作する時、チェインから始める場合は、糸端の長さは気にしてくださいね。糸始末のためには、15~20㎝程度は必要ですよ。
糸を手にかける
糸準備が出来たら、糸を手にかけていきましょう。
まず、
1.結び目を左手の親指と人差し指で持ちます。
編み物に親しんでいる人は、ここで違和感を覚えます(ひつじのまーこもそうでした)。編み物やクンストレースをする時は、人差し指を立てて、編地は親指と中指で持つからです。
でも、タティングレースは親指と人差し指で持ってください!
貴婦人のように、親指と人差し指で、しとやかにつまみます。だって、貴婦人のレースですから・・・
2.玉の糸を中指と薬指の外側を通し、薬指と小指の間を通して手のひら側に出します。
3.そして、小指に巻きます。
巻く回数は、好みで決めて大丈夫です。ひつじのまーこは1巻だけしていますが、2~3巻きしている人もいます。でも、あまり巻きすぎると小指の先が紫色になってしまいますよ。
ここまでの、工程を動画にしました。が、カメラのバッテリーの調子が悪いため、三脚が使えず、左手に糸を掛けたときの全体像を撮影できていないため、ちょっと、わかりにくいかも・・・
それでも、構わなければ、ご覧ください。
あとがき
これで、チェインを作る態勢が出来上がりました。書きませんでしたが、もちろん右手にシャトルを持ってくださっていますよね。
今回、表の半目まで書きたかったのですが・・・
次回、説明いたします。