クンストレースのドイリーの仕上げ

仕上げ ピンを差込終わった状態 基礎知識(クンストレース)
ホアン
ホアン

編み終わって、糸始末もしたのに、なんか、まーこが作ったのと違う。

まーこ
まーこ

仕上げをすれば、同じようになるはずだよ。

間違えて編んでなければね💛

ホアン
ホアン

仕上げ・・・?

 

クンストレース作品の仕上げ方

クンストレース作品は編んだだけでは、クシャっと丸まってしまって、美しさとは、かけ離れた感じです。が、仕上げの作業をきちんとすると、別人のようになります。

是非とも、仕上げ方を覚えて、作った作品の一番いい顔を引き出してあげてください。

「仕上げ」のための用具

「仕上げ」の作業のために必要な用具は、

  • ピン(虫ピンなど。待ち針を使用する場合は、アイロンの熱に耐えられるもの)
  • 作業ボードまたは、万十アイロン台(ピンが差し込めるものが望ましい)
  • アイロン

です。

もし、用意できるなら、放射線状に案内線を描いた布があるとやりやすいかもしれません。

※ ひつじのまーこはシーチングに円と、放射線を油性ペンで描いたものを自作し、大きい作品の時はこの布を裏返して作業ボードに乗せ使っています。

「仕上げ」の手順

1.作業用ボードに作品を固定します

最終段の鎖部分をピンで外側に広げるようにしながら作品を固定します。この時、ピンで作品を刺さないようにしてください!

仕上げのピン打ち

上の写真のように、ボードに刺さっているピンの外側を鎖が通っているような感じになるようにピンを刺していきましょう。

(この時、作品の中心部分に仮のピンを刺して、鎖部分のピンとの距離を定規などで確認しながら固定していくと綺麗な円形を作りやすいでしょう。)

作品が綺麗に仕上がるかどうかは、この工程にかかっています。作品全体の形はもちろん、掛け目でできた穴の大きさのバランスなど、気になる点は面倒がらずに直してくださいね。

 

2.ピンを作業ボードに差し込みます

鎖部分をすべてピンで固定し、全体の形状に問題がなければ、ピンを作業ボードに差し込んでいきます。

仕上げ ピンを差込終わった状態

※ これは、アイロンをかけるときにピンが邪魔にならないようにするための作業です。用意したボードにピンがどうしても収まりきらない場合は、多少、出てしまっても構いませんが、アイロンがとてもかけにくくなることを覚悟してくださいね。

円形がゆがんでいるなど、全体の形に問題がある場合は、ピンを差し込む前に必ず直しておきましょう ピンを差し込んで次の工程に行ってしまったら形の変更はできません。

 

3.アイロンをかける

アイロンをかけますが、温度は使用した糸に準じてください。

一般的な綿100%のレース糸であれば、高温。できればスチームを使って、少し浮かせたような状態でかけてください。そうしないと機械でプレスしたようになってしまってレースの柔らかさが損なわれます。

すぐに使用するつもりなら、この時にスプレータイプのアイロン糊をかけますが、使用する予定がない場合は、糊を使用してはいけません 良かれと思ってかけた糊が原因で作品が黄ばんでしまいます。

 

4.半日~丸一日、そのままの状態で放置する

編地を落ち着かせるために、そのままの状態で置いておきます。

埃などが気になる方は、布などをかけておいてもいいかもしれません。(ひつじのまーこは面倒なのでかけたことはありませんが・・・)

 

5.ピンを抜く

最後にピンを抜いて、作品を作業ボードから外したら、完成です。

早速、使用するなり、大切に保管するなり、あなたのご自由にしてください。


あとがき

これは、編み物を習っていた時の話ですが、

仕上げの作業が作品の出来の80%を占めている』と言われました

言われたときは、納得できなかったのですが、クンストレースを始めてからは大げさな表現だとは言えないと実感しています。

上記『1』の作業をいかに丁寧に行うかによって、同じ作品でも見た目が変わってきます。是非とも、自分なりの最高の仕上げ作業の方法を見つけて、クンストレース作りを楽しんでくださいね。