
15段目って、なんか、わけわからない・・・

この段だけ、かぎ針の編み図だからね。
実践ー小さなドイリー(5)
クンストレースの最後の段だけ、かぎ針の記号で表記されている場合が多いので、慣れないうちはちょっと戸惑うかもしれません。
基本は、細編みと鎖編みのコラボになっていますから、わかってしまえば、なんだぁ、という感じなんですけどね。
15段目
編み図の見方
15段目の編み図は、
こんな感じになっています。
『+』は細編みを表し、『点線』は鎖編みを表しています。
※ 今回は、点線の横に『鎖編み10目』と書いておきましたが、編み図によっては点線と数字だけが描かれているだけのものもあります。その場合は、「鎖編みを数字の数だけ編みましょう」という意味になります。
編み図に従って、編んでいきますが、最初の細編みは注意が必要です。
編み図には描かれていませんが、必ず立ち上がりの鎖(1目)を編みます。これを編まないと、細編みが編めませんよ!
具体的な編み方
※ 『取る』とは、編む時と同じように、目の左から針を入れて移すことです。
すると、かぎ針に糸が1本かかった状態になっているはずです。そしたら、
※ これが『立ち上がりの鎖』です。
かぎ針に糸が2本かかっている状態になります。
これで、最初の『+』が編めたことになりますから、続けて、鎖編みをしていきます。
次は、細編みです。今回は2目取って編んでいきましょう。
かぎ針に糸が2本掛かっている状態になるので、
この後は、7~10番の工程を繰り返して、1周しましょう。ただし、8番の工程は、取る目数が、3目の時と2目の時があるので注意しながら編んでいってくださいね。
最後は・・・
1周まわると、鎖10目編み終わった状態になっているはずです。
この鎖を、最初の細編みにつなげば、終わりになります。
※ つなぎ方には、かぎ針を使う方法と、とじ針を使う方法があります。どちらの方法でも間違いではないのですが、初心者にはかぎ針を使う方法の方がわかりやすいでしょう。
最初の細編みに、針を入れて引き抜き編みをし、糸を切って、糸端を抜きましょう。
かぎ針を使い慣れている方には、難しいことはないと思いますが、初めてという方のために、動画も作ってみました。
文字だけの説明ではわからない方は、そちらの方も参考にしてみてください。
あとがき
とりあえず、編み終わったはずなので、次回は糸始末の仕方について説明していこうと思っています。