小さなドイリーを編んでみよう-番外編

基礎知識(クンストレース)
ホアン
ホアン

あぁぁぁぁ!

何段目編んでるか、わからなくなっちゃったよぉ!

まーこ
まーこ

段数カウンター貸してあげたのに、使ってなかったの?

ホアン
ホアン

・・・・・。

実践-小さなドイリー(番外編)

クンストレースでなくても、何かを作ってみると、想像していたところとは違うところでつまづいたり、引っ掛かったりするものです。

今回は、クンストレース初心者が会いがちなトラブルへの対処法を取り上げていきます。

段数がわからなくなった

クンストレースは、段数が増えれば増えるほど、編む目数が増え、1段編むのに時間がかかるようになります。しかも、少しずつ模様が複雑になっていったりもします。

そうすると、初めのうちは『今は1段目を編んでいる』と認識しながら編むことが出来たのに、途中から『今って、何段目だったっけ?』なんて状態になってしまいます。

段数がわからなくなる前に・・・

編み物の時は、最初の段から編む目数がほとんど変わらないし、目数も多めなので最初から段数カウンターなどを使ってカウントしなければと自覚しているのですが、クンストレースは最初の数段は頭で覚えていられる程度の目数しかないので段数カウンターを使うことを忘れてしまいがちです。

 

でも、いえ、だからこそ、段数カウンターを使う癖をつけておきましょう

目を作る1段目と、3~4本の棒針に分けたばかりで不安定な2段目までは、初心者のうちは気持ちに余裕がなくて使えなかったとしても、

3段目を編み終わったら、段数カウンターを使う

ようにしてください。

少なくとも、編んだ目を見て何段目を編んでいるのかわかるようになるまでは、必須のルールとした方が無難です

※ 「段数カウンター」を持っていない方は、メモ用紙などに、『正』という字を書いていくという方法(1段編みごとに1本ずつ増やし、5段編み終わると『正』という字が書き上がる方法)で段数を数えるようにしてくださいね。

段数がわからなくなってしまったら

クンストレースは、「奇数段が模様編み、偶数段が表編み」というのが暗黙のルールです。

ですから、まず、今編んだ段が奇数段か偶数段か確認してみましょう

 

確認するときは、掛け目のあるなしを見るのが一番早いと思います。次の図を見てください。目の見方参照図棒針に、表目と掛け目がかかっていますが、それぞれの目の下の部分を見ていただくと違っているのがお分かりかと思います。

表目の方は、下の段の目から糸が出ているので足元が閉じている感じがしますが、

掛け目の方は、足元が開いている感じがしませんか?

 

つまり、足元が開いているような目が棒針に掛かっていたら、掛け目を編んだ段なので、奇数段を編み終わった状態だということがわかります。

全ての目が閉じているようなら、掛け目のない段=偶数段を編み終わった状態だとわかります。

 

このようにして、今編み終わった段が奇数段か偶数段かわかったら、

次に、1模様分の目数を数えてください

クンストレースは、段数ごとに目数が増減します。今回の編み図の場合は

1段目は、2目

3段目は、3目

5段目は、5目

7段目は、8目

9段目、11段目、13段目は、12目

になっています。1~8段目までは段数によって目数が違うので1模様の目数を数えればどの段を編み終えたのかわかりますよね。

 

9段目以降で、目数が12目になっていた場合は、「右上2目一度」「左上2目一度」の間の目数を数えて判断します

「右上2目一度」「左上2目一度」がない場合は、9段目

「右上2目一度」「左上2目一度」の間が5目なら、11段目

「右上2目一度」「左上2目一度」の間が3目なら、13段目

だとわかります。でも、この最後の手段を使う前に、段数を数えていないことにぜひとも気付いてほしいです。特に初心者の方は・・・

 

では、まとめておきましょう。

段数がわからなくなってしまったら、

  1. 奇数段か偶数段か確認する
  2. 1模様分の目数を数える

そのようにして、今編んだ段数が何段目かを判断しますが、それでもわからない場合は、

「右上2目一度」と「左上2目一度」の間の目数を数えて、何段目を編み終わったか判断する

ようにしてください。


あとがき

今回は、編んでいる段数がわからなくならないようにするための予防手段と、わからなくなってしまった時の対処法をお教えしました。

ちょっと、説明しにくい部分があったので、理解していただけたか少々不安ですが・・・次回は、段の始まりがわかるようにするための方法について説明するつもりです。お楽しみに。