「左上2目一度」の編み方

基礎知識(クンストレース)
まーこ
まーこ

今日は「左上2目一度」を覚えようね。

ホアン
ホアン

また、長い名前・・・。

編み方も難しいんでしょう?

まーこ
まーこ

「左上2目一度」は簡単だよ。

ホアン
ホアン

まーこの簡単は、あてにならない!

左上2目一度

予告通り、今回は、「左上2目一度」の編み方を説明いたします。

今回こそ、本当に簡単です!

記号

左上2目一度」は、左上2目一度の記号 という記号で表されます。

前回取り上げた、「上2目一度」と似ていますが・・・、

 

「右上2目一度」が「入」という字に似ているのに対し、

「左上2目一度」は「人」という字に似ています。

 

長い線と短い線の2本の線で描かれている点は一緒なのですが、長い線が左右のどちらにあるかが違っています。

記号を簡単に説明すると、2本の線は2つの目を表しています。そして、長い線は、編み終わった時に上になる方の目を表しています
このルールに則って、「左上2目一度」の記号を見てみると・・・、

左上2目一度」の記号は左側の線が長く描かれている、ということは、編み終わると左側の目が上にくるように編むということを示しているのです。

では、左の目が上にくるように編むにはどのように編めばいいのでしょうか?

編み方

前回の「右上2目一度」はちょっと難しかったかもしれませんが、今回の「左上2目一度」は簡単です。

だって、2目一度に編めばいいんですから・・・。

一緒に編みたい2つの目を、1つの目のように一緒に針を入れて編みます。すると、あら、不思議! 編めてしまっています。

信じられませんか?

では、動画で確認してみてください。


簡単に編めていましたよね?

編み方は簡単ですが、名前はちょっと長い「左上2目一度」をご紹介しました。是非、覚えてくださいね。


あとがき

今回は、動画で確認しなくても、編み物の本に載っている編み方説明を見ながらでも編めるくらい、簡単な編み方でした。でも、名前が似ている編み方があるので、それらと勘違いして編んだりしないように気をつけてくださいね。