以前、展示会用に作った作品を紹介します。
洋雑誌に載っていたテーブルセンターを、細い糸で編むことでドイリーに仕立てたものです。
目の良い方はお気づきになりましたか?
この2作品、実は、編み図は全く同じもの。糸の太さも、使った棒針も全く同じです。
でも、ちょっと印象が違いますよね?
上のは、放射線状に伸びるラインがハッキリと出ていて、ちょっとシャープな感じがします。
一方、ぼかし糸で編んだ下の作品は、ラインはほとんど確認できなくて何となくぼんやりとした、柔らかい印象になっています。
これら作品を編むまでは、同じ編み図でも、選ぶ糸でこれほどまで印象が変わるとは思っていなかったので、ひつじのまーこ的にはちょっとした発見でした。(「そんなことも知らなかったの?」なんて言わないでくださいね)
この作品を作って以降、ひつじのまーこの糸選びは以前にも増して時間がかかるようになりました。
と言っても、40番より細い糸だと80番以外は白か生成り以外の選択肢はないんですけどねぇ・・・