ブレードを何本か作ったら、これらをつないでいきましょう。
そうすると、細長いだけだったものの幅が広がり、マフラーやストール、ひざ掛けやマーガレットなど、用途が広がっていきます。
ブレードのつなぎ方
つなぎ方は、大きく分けて3種類あります。
- ループ同士を絡ませてつなぐ方法
- とじ針を使ってつなぐ方法
- かぎ針を使って、クロッシェ(かぎ針編み)の技法を使ってつなぐ方法
これらについて、代表的なものを見ていきましょう。
ループ同士を絡ませてつなぐ方法
この方法は、㈶日本編物検定協会のテキストで『組つなぎ』と紹介されているやり方です。
かぎ針を入れなおさない方法
このやり方は、㈶日本手芸普及協会のテキストにも載っている方法です。
一回にすくうループは、1ループから可能で、この数によって雰囲気が変わってきます。
やり方
1.一つ目のブレードのループ(1ループ以上)にかぎ針を入れます。
ループにかぎ針を入れる時、(特別な理由がなければ)ループはねじらないようにします。別糸を通しているはずなので、その別糸と同じようにかぎ針を通すようにすれば、間違いないです。
2.続けて、もう一方のブレードのループ(1ループ以上)にもかぎ針を入れ、「1」で入れたループから引き出します。
引きぬき編みの要領で引き出すだけです。(特別な理由がなければ)ループをねじらないというのも、「1」と同様です。
3.一つ目のブレードの次のループ(1ループ以上)にかぎ針を入れ、「2」で引き出したループから引き出します。
4.「2」~「3」を繰り返します。
このやり方は、言葉で説明されるより、図や写真あるいは、動画で確認した方がわかりやすいと思います。
映りはイマイチですが、動画にもしてみました。上の説明の図だけではわからなかったら、そちらの方も、確認してみてくださいね。
かぎ針を入れなおす方法
ひつじのまーこの勉強不足で、このやり方は、今回初めて知りました。テキストの文章を見ながら、やろうと思ったのですが・・・理解できず・・・、一応、こんな感じなのかなぁとやってみたのですが、正しいのかどうか不明です。
ということで、間違ったことをお伝えしてしまっては申し訳ないので、詳しい説明は割愛します。ただ、テキストに載っている文章だけ、記しておきます。
《財団法人 日本編物検定協会:レース編物技能検定試験 受験の手引 3級.p.105》
どうしても知りたい方は、お近くの講師の方や、協会に問い合わせてみてください。
あとがき
今回紹介したつなぎ方は、やり方自体はすぐ覚えて、出来てしまうんだけど、つないでいる間に不安を覚える方法です。そう、最後をどうするのか、どのテキストにも書かれていないんです。(当たり前すぎるからかなぁ・・・・?)
最後のループが抜けてしまわないように、何らかの方法(ひつじのまーこは編み始めや編み終わりの糸で結んでおきます)で、とりあえず仮止めしておき、縁編みをする時や糸始末をする時に固定するようです。
テキストには書いていないので、正式かどうかわからないため『あとがき』に書いておきました。参考にしてみてください。