フィレレースの模様(3)-目の大きさの違いで作る模様〔1〕

4本流れ結びー5段目 基礎知識(フィレレース)

フィレレースの模様は、目板に糸を巻く回数の違いで作り出すことも出来ます。

今回は、そのような模様について紹介していきます。

目の大きさの違いで作る模様

ひつじのまーこは、フィレレースで模様をオリジナルで作らないので、今回紹介していく模様は、日本編物検定協会の1級のテキストに掲載されているものです。ひつじのまーこの説明だけでは理解できない方は、そちらの方を参照してみてください。

2本流れ結び

2本流れ結び

作り方

【1段目】-「1回巻きを1回+2回巻きを1回」を繰り返して結んでいきます(下図のオレンジの線のように出来上がります)。

2本流れ結び1~2段目

【2段目】-1段目の2回巻きのループの先にあわせて、1回巻きを結んでいきます(上図の緑の点線の位置に目板の端をあわせて結び、小さいループに結ぶ時も、灰色の点線には目板が触れないように結んでいきます)。

1回巻きのループに結ぶ時は、目板の際では結ばず、離れた位置に結び目を作ることになります。このような結び方は、『浮かし結び』と呼ばれています。
浮かし結び』は結び目の位置を決めたら、左手の親指と人差し指を目板から離し、結び目を作る位置に移動させて結びます。目板の際で結ぶことに慣れていると、不安を感じるかもしれませんが、大丈夫。確信をもって結んでくださいね。

【3段目】-「2回巻きを1回+1回巻きを1回」を繰り返して、結んでいきます。

1回巻きのループと2回巻きのループの配置が1段目と逆になります。

【4段目】-「2段目」と同様に、2回巻きのループの先にあわせて、1回巻きを結んでいきます。ご想像通り、1回結びのループに結ぶ時は、『浮かし結び』をして下さい。

【5段目以降】-1段目から4段目を繰り返して、作っていきます。

 

これまでの説明を図に示すと、下のようになります。色違いの丸で囲まれた円が『浮かし結び』をするところです。

2本流れ結びの結び方

4本流れ結び

何か名前から、形が想像できそうな感じですよね?

そう、先ほどの『2本流れ結び』の小さいひし形部分を増やした模様です。

4本流れ結び

作り方

【1段目】-「1回巻きを3回+2回巻きを1回」を繰り返して結びます。

【2段目】-〔2回巻きのループの先にあわせて1回結び、次の1回巻きのループに浮かし結びを1回、ここでいったん目板を外し、1回巻きのループの先にあわせなおして1回巻きを2回結びます〕。その後、目板を再び外して、2回巻きのループに合わせなおし、〔〕内の工程を繰り返します。

4本流れ結びの1段目と2段目

(図の2段目:黄緑の線と点が目板を2回巻きにあわせて結ぶところ、黄色の線と点が1回巻きにあわせて結ぶところ、黄色で囲んだ黄緑の点は浮かし結びを表しています)

【3段目】-〔大きいループの先に目板をあわせて大きいループそれぞれに1回結びを1回ずつ結び、次の小さいループに浮かし結びを1回、ここでいったん目板を外し、次の小さいループの先に目板をあわせなおして、1回巻きを1回結びます〕。これを繰り返して結んでいきます。

※ ただし、下図を見るとお分かりのように、3段目の最初の結びは、『浮かし結び』になるので、気をつけてください。

4本流れ結びの3段目

【4段目】-大きいループの先に目板をあわせて1回巻きを結んでいきます。小さいループに結ぶ時は、浮かし結びになります。

※ 段の始めを除いて、「通常の1回巻きを3回+浮かし結び1回」の繰り返しになります。

4本流れ結びー4段目

【5段目以降】-1段目から4段目を繰り返していきます。ただし、段の始まりの目は一緒ではないので気をつけてください。

※ 例えば、5段目は「1回巻きを1回」したらすぐに2回巻きをします。それから、「1回巻きを3回+2回巻きを1回」を繰り返すことになります(下図参照)。

4本流れ結びー5段目


あとがき

目板に巻く回数によって作る模様は、結構、頭を使います。頭の中で模様を描けても、結んで作ろうとするとわからなくなってしまいますし、何より、『浮かし結び』が難しい!

ひつじのまーこは、基本、これらの模様は作りません! なので、もしかしたら説明が間違っているかもしれません。

もし、作ってみてできなかったら、教えてください。でも、文句は言わないでくださいね。