ボビンレースの道具(3)

ボビンレースードイリー 基礎知識(ボビンレース)

図らずも、3回目に突入してしまった『ボビンレースの道具』に関する記事。今日こそは、完結させます!

ボビンレースの道具

ボビン

前々回の記事をご覧ください。

ピロー

前々回の記事をご覧ください。

型紙

前回の記事をご覧ください。

ピン

前回の記事をご覧ください。

その他

ボビンレースを作る時にも使うけど、他のレースを作る時やハンドメイドをする時に使う道具、

  • レース針(ボビンレースは細い糸を使うので、10番、12番のレース針がお勧めです)
  • ハサミ
  • 筆記用具
  • メジャー

などが必要です。これらは、敢えて用意しなくても、手元にあるかと思いますので、手の届くところに置いておいてくださいね。

 

これ以外に、ボビンレースを作るのに必須ではないけど、あったら便利に使える道具類があるので、順番に紹介していきましょう。

ディバイスピン

ディバイスピン

見てお分かりのように、大きいものと、小さいものとがあります。(大きさの違いは、用途の違いのためなのですが、この二つのピンが、何故、同じ名前で売られているのかは不明です)

それぞれのピンの用途を説明しておきましょう。

 

大きい方のディバイスピン

中級から上級になるにつれて、大量のボビンを使うようになりますが、それらは常に動いているわけではなく、「一部だけを使って他は休ませる」というシーンが多く出てきます。その時、休ませているボビンが、転がってきて使用中のボビンに混ざってこないようにしなければなりません。この役割を担っているのが、この大きい方のディバイスピンです

小さい方のディバイスピン

写真が小さいので、わからないかもしれませんが、このピンはちょっとおしゃれな頭の形をしています。これは、ピローの上で、他のピンやたくさんのボビンの中にあっても目立つように加工されているのです。ボビンレースを作っていると、模様の境目などでボビンを一時的に区別をしたい時などがあります。そんな時、この小さいディバイスピンを刺して、マーカーのような役割をしてもらうのです。もちろん、大量でなければ、ボビンを休ませるときにも使えます。

ボビン休め板(ボビンホルダー)

これもまず、写真を見ていただきましょう。ボビンホルダー

どのように使うかイメージしやすいようにボビンを挟んでみましたが・・・、

写真では糸が切れていますが、本来は、これらのボビンの糸は作っている途中の作品につながっています。

この、ボビン休め板(ボビンホルダー)は、名前から想像つくかと思いますが、大きい方のディバイスピンと同じような役割を果たします。

先ほどのディバイスピンでも、ボビンを休ませることはできますが、残念なことに、ボビンが知らない間に動いてしまうことがあります。が、このボビン休め板(ボビンホルダー)を使うと、

ボビンが絡まないように休ませることが出来ます。

それだけではありません。

 

板の左右に穴が開いているのにお気づきでしょうか? この穴は、ボビン休め板(ボビンホルダー)をピローに固定するために空いています。つまり、

ボビンを挟んだ板の穴にピンを刺し、ピローに固定すれば、製作途中の作品をピローごと移動させることも出来るのです。

教室などに通ってボビンレースを習っている場合は、便利に使えますよね。

プリッカー

プリッカー

前回の記事で、「型紙にはピンを刺す印をする」と書きましたが、それを担うのがこのプリッカーです。

型紙に図案を描いた時に、ピンを刺すところに点を描き、その点に、作り始める前に全て穴をあけます。初心者の内は大した数ではないので、手持ちのピンや針でチョンチョンと刺せば済んでしまうのですが、大きい図案を使ったり複雑な図案を作るようになってくると、ばかにならない数になってくるので、ピンや針を持つ指が痛くなってきます。

そうなると、このようなプリッカーが欲しくなると思います。手に馴染むような形をしているので、無数に感じる点に穴をあける作業が楽にできます。

ちなみに、このプリッカーの先は、普通の縫い針です。針が折れたら、手元にある針を使うことが出来るので安心です。

また、このような形のもの以外に、目打ちのような形状のプリッカーもあります。

どちらを選ぶかは、お好みです。

ピンプッシャー&リフター

ピンプッシャー&リフター

名前からお分かりのように、ピンをピローに押し込んだり、押し込んだピンを抜いたりするときに使います

写真の下の方が、リフター(抜く)部分、上の方がプッシュ(押しこむ)部分です。この写真の道具は二つの機能が上下についていますが、それぞれが独立しているものもあります。

 

ピンを押し込んだり、抜いたりするのは大した手間ではないから、手でやればいいじゃない、と思われるかもしれません。ひつじのまーこもかつてはそう思っていました。でも、あると意外に便利です。

作品を作り終わると、全てのピンがピローに埋め込まれている状態になります。これらを一度に手で抜いていくと、指が悲鳴をあげるので、ピンリフターを使います。

また、作りながらピンを押し込んでいくときはピンプッシャーをわざわざ手にするのが面倒じゃないかと思われるかもしれませんが、ひつじのまーこはピンの差し込みが甘くて糸がピンに引っかかったりするので、結構使います。

いずれにしても、自分の指でできることなので、最初から購入する必要はないと思います。作っていて、ちょっとつらいなと感じたら、購入を考えてもいいかもしれません。

糸巻き器

ボビンに糸を巻くための道具です。(ひつじのまーこは持っているのですが写真を撮るのを忘れてしまいました。ゴメンナサイ)

大量のボビンに長い糸を巻くときは、結構便利です。が、意外に、大量のボビンを使うことはあっても、糸巻を使わなければならないほど長い糸を巻く機会はあまりありません。(ひつじのまーこだけ?)

糸巻にボビンをセットするのに、コツがいりますし、時間もちょっとだけ必要です。なので、ひつじのまーこは、自らの手の方が早いと感じています。

でも、購入したことは後悔していません。なにせ、見た目がクラシカルでエレガントなので、飾っておくだけでテンションが上がります。

大きな作品を作りたい人、大量のボビンを使う人、そして、見た目に惚れてしまった人は、購入を考えてみてくださいね。


あとがき

3回に分けて書いてきた、「ボビンレースの道具」ですが、少しは参考になったでしょうか?

ひつじのまーこ的には、言葉足らずで、説明しきれていない気がしていますが…