ボビンレース作品を作るために必要なものを簡単に紹介しましょう。
ボビンレースの道具
ボビン
これがないと始まりません。
ネットで検索すると、クロバー社のベルギータイプのボビン
が真っ先にヒットします。
でも、実はボビンは様々な形があるのを知っていましたか?
例えばこれ、
先のものと比べると、細長くてスマートですよね。
『イングリッシュ』と書かれています。また、先ほどのクロバー社のボビンにも『ベルギータイプ』という表記がありましたよね。
このことからもお分かりかと思いますが、ボビンは、作られている地方によって、様々な形があるのです。
手元に画像がないので、見ていただけないのが残念なのですが、持ち手部分がもっとぽってりとした形のものや、ベルギータイプのミニチュア版のようなもの、下が尖がった形のものなど、様々な形があります。
また、地方によっては、ビーズなどがつけられていたり絵が描かれていたりして、「コレクションしたら楽しそう」と本気で思ってしまうほど。
と、同時に、手に入りやすいもので始めてしまって大丈夫かな? と不安にもなります。
でも、大丈夫!
どこまで、真剣にやるかわからないですし、たくさんの種類のボビンレースの中で、どの種類のボビンレースに凝りだすかわからないので、初めは、手に入りやすいボビンで始めてください。そして、自分が作りたいレースの種類がわかってから、その地方のボビンを改めて購入すればいいのです。
ボビンは、本格的に作ろうと思ったら、10本、20本では足りません。必ず追加購入する時が来るので、その時にお好みの一品を購入してくださいね。
ピロー
『クッサン』と呼ばれることもあります。
どんなものか、とりあえず商品をご覧ください。
ボビンレースを作るためには、ボビン同様、必要不可欠なものですが、ちょっと試しに買ってみようという金額ではないですよね。そう、お高目!
なので、自作する人が多いです。
スタイロフォームのように硬めの発泡スチロールを好みの大きさに切って、少し厚めのフェルトを乗せ、全体を好みの布で覆えば出来てしまいます。(詳しい作り方を知りたい方はネット検索すると出てくると思います)
ひつじのまーこも自作しました。
自作した感想ですか?
とても便利に使っています。でも、四角ではなく、円形に作ればよかったと思っています。
レースを作る時、このピローを回転させながら作ることが結構あります。そんな時、ピローの角が胃の辺りに当たります。痛いまではいかないですが、不愉快ですし、何より、作っている作品との距離が遠くなってしまって作りにくい! 円形ならそんな心配はないですからね。
もし、これから自作しようという方は、出来れば円形、無理そうなら八角形で作ることをお勧めします。
ピローには、もう一つ、写真のような、円筒形のものがあります。
主に、ブレードを作るのに使われるのですが、ピローを回転させることで、エンドレスに作り続けることが出来ます。
更に、これを発展させたかのようなピローもあります。上記の円筒形のピローと、最初に紹介したピローを合体させたような形のものです。(ひつじのまーこは持っていないので、画像を乗せることが出来ないです。ゴメンナサイ)
型紙
これについて書くと長くなりそうなので、次回、お話ししますね。
ピン
ピンについても、次回に書きます。
その他
つなぐときなどに、レース針を使います。細い糸でクロッシェレースを作る時に使う細めのレース針が使いやすいです。
他に、手芸で必要とされるような、はさみ、筆記用具、メジャーなども使います。でも、ハンドメイドをする人なら、敢えて準備しなくても持っていますよね。
これ以外に、なくても何とかなるけれども、あったら便利なものもありますが、それらについては次回以降に書くつもりです。
あとがき
1回ですべての道具について書ききれないことに気づきました。次回以降に書いていきますので、ご興味のある方はご期待くださいね。