
バテンレースを作る時には、何が必要なの?

道具自体は、特別なものは必要ないよ。型紙と、土台、針と、作業台だけだよ。
バテンレースの道具
バテンレースを始めるにあたって、揃えてほしい道具は、特別なものはありません。家にある、あるいは、文具店や手芸店で手に入るものだけで作れます。
では、詳しく見ていきましょう。
型紙用の紙
これがないと始まりませんが、いくつか条件がありますので、紹介しましょう。
- 型紙用の紙は薄めのコピー用紙ぐらいまで、それ以上の厚みの紙は避けてください。
- 理想は、和紙。障子紙などでも大丈夫ですが、最近の障子紙は、プラスチック製だったりするので、張りのないうすめのものを用意してください。
- 図案を描いたり、写し取る時は、油性・水性のサインペンや濃いめの鉛筆などを使いますが、デザインが紙の裏から見ることが出来なければいけません。見ることが出来なかったら、用紙を変えなければいけません。
型紙の台紙になるもの
バテンレースの書籍には、図案を写した紙と同じ紙を2~3枚用意し、台紙として使うように書かれています。
が、ひつじのまーこは、違うものを用意しています。それは、洋裁などで使う、アイロンで接着できる厚手の接着芯です。
接着芯なら、アイロンで簡単に型紙と張り合わせることが出来ますし、柔らかくしなってくれるので便利です。
針類
針は、3種類、必要です。
待ち針
頭が小さめの方が使いやすいですが、手持ちのもので大丈夫です。
かがり用の針
クロスステッチ用刺繍針のように針先の丸い針。
しつけ用の針
型紙と台紙を刺すので、木綿針がいいでしょう。
作業用ボード
かがりをするときは、両手がフリーになっている必要があるので、バテンテープを縫い付けた型紙を固定するためのボードが必要になります。
- 待ち針などを刺すことが出来る
- 作業できるだけの広さがある
ものであれば、材質等は問いません。
スタイロフォームの上にフェルトなどを張ったものが望ましいですが、なければ、アイロン台で代用できます。
その他
他にも、用意した方がいいものがあるので、挙げておきます。
ここに挙げたものは、ハンドメイドを趣味にしている人だったら、普通に持っていそうなものばかりです。
- 筆記用具(図案を写すために使います。油性のサインペン、水性のサインペンなど)
- 糸切りハサミ
- 毛抜き(しつけ糸を取るために使います)
- アイロン
これら以外に、手芸用ボンド、メンディングテープ、メジャーなどもあった方が便利かもしれませんが、必須ではありません。
以上、バテンレースを作るために必要とされている道具類を挙げました。
もちろん、バテンテープやかがるための刺繍糸なども必要ですが、それらは道具ではなくて材料ですから、今回は取り上げていません。
画像などを載せた方が良かったかもしれませんが、特別なものはないのでやめておきました。
今後、バテンレースの作り方などの記事で、画像を載せることもあるかと思うので、それらを参考にしてみてくださいね。