棒状のかがり(1)

葉脈かがり 基礎知識(バテンレース)

「棒状のかがり」は、まさしく言葉通り、糸を棒のように渡すだけのかがり方です。

が、結構種類は多いです。

渡し方ひとつとっても、

  • 平行に渡すもの
  • 放射線状に渡すもの
  • 葉脈のように渡すもの

などがあります。

また、渡した棒状の糸の形状の違いで

  • 1本だけ渡し、糸を絡めたもの
  • 2本渡し、糸を絡めたもの
  • 3本渡し、糸を絡めたもの
  • 渡した糸にボタンホールステッチをしたもの
  • 千鳥かがりにボタンホールステッチをしたもの

などがあります。

全てを網羅することはできませんが、出来る範囲で紹介していきますね。

葉のようにかがるかがり方

リーフ(葉脈)かがり

これも、ひつじのまーこが適当に名付けました。出来上がったものが、葉脈のように見えるのでこう呼んでいますが、手元にある本には『ツイストバー(リーフ)』と書かれています。

葉脈かがり

覚えてしまえば、簡単に、葉っぱらしいかがりが出来るので、ひつじのまーこお気に入りのかがり方です。

かがり方

簡単に説明すると、「葉脈の中心の線を作った後、これに糸を絡めながら移動し、枝分かれした部分を作って」いきます。

具体的にみていきましょう。

1.かがるスペースの上中心に糸をつけ、この対面つまり、下中心に針を刺して(黄緑の矢印)1本糸をわたした後、糸をつけたところに戻り(濃い緑の矢印)、針を刺し、計2本の糸を渡します。

渡した糸のテンションが揃うように気をつけましょう。

2.渡した糸に2~3回糸を絡めます。(黄色の線)

絡める回数を2~3回と書きましたが、しっかりとさせたい場合は回数を増やすことも出来ます。もちろん、減らしても構いません。

リーフかがりの手順

3.左(または右)側の一点(=枝分かれした先部分に当たるテープの一点)に針を入れます。(赤い矢印)

糸を右回りに絡めるか、左回りに絡めるかによって針を入れる方向が変わります。右利きの方は右から針を入れて糸を絡め、左のテープに針を入れる方法がやり易いと思います。(説明図は左に入れるやり方を想定したものです)

4.中心の糸から、今針を入れたところに渡っている糸に、糸を2~3回絡め、分岐しているところまで戻ります。(青い線)

5.線対称の位置に針を入れます。(紫の矢印)

6.「5」で入れたところから中心の糸まで、糸が1本渡っているので、これに糸を2~3回絡め、中心まで戻ります。(オレンジの線)

7.中心の糸の分岐の下部分に糸を2~3回絡めます。(茶色の線と矢印)

8.「3」~「6」を数回繰り返し、最初に糸を出したところに針を入れ、糸始末をします。

言葉で書くと、とっても複雑!

ひつじのまーこ自身が書いているのですが、このような説明書きを読んだら、ひつじのまーこはやってみようなんて気になりません。ということで、動画を見ていただくのがいいのではないかと思い、作ってみました。そちらの方も参考にしてかがってみてくださいね。


あとがき

説明するって難しいですね。

ひつじのまーこは、本の挿絵を見ながら、推測しながら、覚えました。従って、もしかしたら、間違っているかも・・・・

間違っていたら?

謝るしかないです、よね・・・