アクセサリー作りのための道具(2)

アクセサリー制作 アクセサリー基本テクニック

あった方がいい道具

次に、なくてもアクセサリー制作はできるけど、より簡単に作るためにはあった方がいい道具を紹介します。

ピンセット

写真がなくても、どんなものかはわかりますよね?(なので画像はカット)

アクセサリー制作には細かい作業がつきものです。だから、どんなに指が細くて、器用な方でも、ピンセットはあった方がいいです。理由は、

  • ビーズなどは小さいので、すぐに手に付いてきてしまうから

ビーズは、静電気や油分・水分のせいで、置いておきたい場所に留まってくれません。ピンセットを使えば、このようなストレスを感じないで制作できます。

  • 指でつまんでいると死角が多くできるから

ビーズなど小さいものは、つまんでいる指の陰に完全に隠れてしまいますが、ピンセットなら、ごくわずかで済みます。この点でも、指よりピンセットの方が優秀です。

 

ただ、ピンセットを選ぶ時、気を付けておいた方がいい点があるので、挙げておきます。ピンセット

  • 先の合わせ具合

右の写真の先の部分(カバーが掛けてあるところ)がずれていないことが大事です。手ごろ過ぎる値段で購入すると、握り方次第で、ぴったり合ったり、ずれたりするものだったりします。手に取って確認できるのなら、絶対に確認してから購入することを勧めます。

  • 握る部分の硬さ

握る部分が硬すぎるのも問題ですが、柔らかすぎて反ってしまうようなものは更に問題です。硬すぎると、握ることに神経を使ってしまうので細かい作業に集中できません。柔らかすぎると、ビーズ類を掴めません。ストレスなく握れるものを選ぶようにしましょう。

  • 構造

ピンセットは、通常、握ると掴むことが出来ます。が、上記の写真のように真ん中がクロスしているものは、握ると先が開いて放すような構造になっています。これを知らずに購入してしまうと、ひつじのまーこのように焦ることになります。それぞれ、一長一短があるので、どちらの方が優秀とは言えませんが、ビーズを扱うためだけに購入するのであれば、通常の構造のピンセットが適当でしょう。

目打ち

目打ちを知らない人はいないと思いますが、一応、写真を・・・

目打ち
左は手芸などでもよく使用する通常の目打ち、右はビーズ用の目打ちです。

目打ちは、穴をあけたり、広げたり、チェーンを切る際にチェーンのコマを広げるのに使います

なので、通常のものでも、それほど支障はないですが、今から改めて購入しようという場合は、ビーズ用のものを購入することをお勧めします。アクセサリー制作をする際には、ビーズ用の目打ちのように細い部分が長い方が何かと便利です。(具体例が浮かばないのですが、とにかく、そうなんです!)

ただ、ビーズ用の目打ちは、針部分が細くて長い分、通常の目打ちよりも曲がりやすいです。力自慢の方はご注意ください。

つまようじ

意外な印象かもしれませんが、つまようじ、便利です!

アクセサリー制作には、接着剤を塗るという作業が結構あります。それも、とっても小さな部分に塗らなければならない、という場面が…。

そんな時、つまようじの先に接着剤をつけて、ツンツンすればOK。終わったら、残った接着剤とともにゴミ箱へダイブ(もちろん、接着剤をふき取ってもう一度使うことも出来ます)。

他にも、細かい作業をする際に指や目打ちの代わりに部品を押さえるのにも使えます。

アイデア次第で、様々な場面で使えるので、作業テーブルの一角に備えておくことをお勧めします


あとがき

今回紹介した道具類、本来はアクセサリー制作には必須、と言われるものではありますが、ひつじのまーこは、なくても大丈夫なものだと思っています。もちろん、あった方が便利です。でも、これらがないからアクセサリー制作が出来ない、わけではありません。

今から始めよう、という人が道具を揃える場合、何から何までそろえるというのも金銭的に大変です。だから、今回紹介したものは、とりあえずあるもので間に合わせておいて、おいおい、買い足していく方がいいと思います。

もちろん、「道具すべてが揃わないと始めたくない!」というひつじのまーこのような性格の方は今回の記事を参照の上、最初に購入してくださいね。